クイズ馬 オフェーリアシチー 第12戦


友駿愛馬第43号はGTクイズ権利馬。

今回は募集口数が500口なので、総額300万円のGTクイズの賞金の内、平均的に6000円は貰える計算。しかし、菊花賞のエピファネイア的中による1283円のみでからっきし。

母のツーソックスはななんと池江泰寿厩舎所属。馬主は大樹ファームで募集総額は1800万円。1口9万円。デビュー戦は既走馬相手に1番人気に支持された馬。ただ、成績は・・・苦。初戦は14着。勝ち馬からは3.2秒も離されている。2戦目は11着(同2.5秒)、3戦目は7着(同2.3秒)でさっぱり勝ち負けには絡んでいない。大樹ファーム低迷の1つの大きな要因となったとかならなかったとか。

ということで、いつものように馬にはこれっぽっちの期待もなく購入した。


2戦目までのダート戦では勝ち馬から大きく離されて、やはりこんなものかと思っていたら、3戦目の芝替わりで7着と勝ち馬からは0.4秒差で好走。

続く4戦目は0.3秒差の4着と掲示板を確保!!そして優先権を持って臨んだ5戦目で1番人気馬を競り落として優勝!!

馬格もなく2歳戦のみがチャンスと思っていたが、しっかりとチャンスを生かし切り、なんとなんと勝ち上がってくれた。本当にこれは嬉しい大誤算。内容も専門誌の推定タイムを上回る時計で決して悪くなかった。


昇級してからも、決して強い内容ではないものの、8着6着と出走奨励金を確保してくれたりと言うことない働き。


前走、前々走の得意の小倉戦ではそんなに勝ち馬からは大きく離されていないものの、パンチ不足は明白。日吉正和調教師は次走は控える競馬を試すとのこと。


前走後、滞在していた小倉から栗東に戻り、次走に向けて在厩で調整されています。

次走は9月27日 阪神12R 500万下 芝1600m 定量に田中健騎手で出走予定をしていたが、非抽選除外。

続いて10月4日 阪神12R 500万下 芝1400m 混合 定量に田中健騎手で出馬投票したが、2分の1の抽選に敗れ非当選除外。

更に10月12日 京都7R 500万下 芝1600m 混合 定量に田中健騎手で出馬投票するも3分の1の抽選で敗れて非当選除外。

10月18日 福島10R 天童特別 500万下 芝1200m 混合 定量に特別登録。

フルゲート18頭のところに特別登録数は64頭とうんざり。

故に水曜日の想定段階では10月19日 福島7R 500万下 芝1200m 定量 のみに出馬想定。鞍上は田中健騎手。天童特別からは名前が消えていた。フルゲート16頭のところに想定数は24頭。

しかし、確定は天童特別。特別戦ながら弱面揃いで美味しいレース。鞍上はずっーーーと調教をつけてくれていて、かつ4週続けてオフェーリアシチーの出馬想定表に名前のあった田中健騎手ではなく、藤懸貴志騎手。急な特別戦への変更で乗り替わりとなってしまった。ずっとオフェーリアの面倒を見てくれていた田中健騎手でないのは心情的に残念。


4着/11番人気!!

控える競馬どころかいつものハナを叩く戦法。しかし、未勝利戦圧勝の相性の良い福島芝1200mで、当時よりも時計を1秒も縮め、勝ち馬から僅か0秒2差の4着。存在感たっぷりであわや2着かという内容だった。走破時計も500万クラスの勝ち負け水準を上回っており、このコースなら500万クラスの突破も夢ではない。

除外続きで心配されたが、結果的にベストレースに出走でき、本賞金130万円を加算。言うことナシ。恵まれての4着でも嬉しいが、強い内容での4着でなお嬉しい。


レース回顧と時計の分析、レース後の藤懸貴志騎手と日吉正和調教師のコメントを掲載。

(2014年10月22日立ち上げ即完結)

2014年10月22日立ち上げ

●前走後、在厩にて調整され9月27日 阪神12Rを予定

 前走は得意の小倉の最終週に抽選で通り出走することができた我らが愛馬オフェーリアシチー。結果は前々走と同じ時計で走ったものの9着でした。18番人気というものを考えると頑張っていますが、さすがにこの辺りに限界を感じます。そこで日吉正和調教師はレース後、次は控える競馬を試すと明言されました。

 前走後、滞在していた小倉から栗東トレセンに帰厩し、在厩で次走に向けて調整されています。次走は中2週で9月27日 阪神12R 500万下 芝1600m 定量を予定されています。

●気になる出馬想定表(9月27日 阪神12R 500万下)

出馬想定表 9月27日 阪神12R 500万下 芝1600m 定量 全26頭 フルゲート 18頭
馬名 予定騎手 斤量 前走 前走着順 前走人気 過去着順
アスターローズ
アチーヴ 浜中俊
アルトゥーナ 池添謙一
エイシンフランキー 酒井学
オフェーリアシチー 田中健
カレングランブルー
キングナポレオン 岩田康誠
グインネヴィア
ゴースルー 幸英明
シュネール 松山弘平
シンゼンタイガ 鮫島良太
シンネン 和田竜二
スリーカラーナンゴ 国分優作
ダンツアトラス 菱田裕二
ディアデラバンデラ 秋山真一郎
トーホウスプライト 福永祐一
ナインティルズ
ナムラマサシゲ 太宰啓介
ハイキートーン 武幸四郎
パドルウィール 川田将雅
ブリンセスアスク 岩崎翼
ブロンクステップ 松若風馬
ベネフィットユー
マンドレイク 川須栄彦
ラッキーマンボ 松若風馬
レッドオーラム 小牧太

フルゲート18頭のところに現在26頭が出馬想定されています。オフェーリアシチーは除外対象です。

●9月27日 阪神12Rに出馬投票するものの非抽選除外

 結局、想定通り9月27日 阪神12Rに田中健騎手で出馬投票したものの、節が足りずに非抽選除外となりました。

●気になる出馬想定表(10月4日 阪神12R 500万下)

出馬想定表 10月4日 阪神12R 500万下 芝1400m 混合 定量 想定数33頭 フルゲート 18頭  
馬名 予定騎手 斤量 前走 前走着順 前走人気 過去着順
アグネスキング 川須栄彦
アドマイヤオウジャ
アブニール 酒井学
アルティマプリンス 岩田康誠
エクスクライム
エーシンマイェスタ ペロヴィッチ
オフェーリアシチー 田中健
カシノランナウェイ 国分優作
カレングランブルー
ケイアイヴァーゲ 藤田伸二
ケントヒーロー
コズミックショア 田辺裕信
コスモグラウベ 柴田未崎
サチノクイーン 小崎綾也
ジョーウォルター 四位洋文
タイセイララバイ 浜中俊
タガノスカイ 和田竜二
ダンツキャノン 太宰啓介
チョウアコガレ
ディテイトフル 武豊
トウカイインパルス 幸英明
トシファイブスター
ハイキートーン
ハイベストバイオ
バトルムーングロウ 岩崎翼
フェイトカラー 菱田裕二
ベネフィットユー 義英真
メイショウアサツユ 池添謙一
モンラッシェ 小牧太
ヤマノハヤブサ 四位洋文
リオグランデ 松若風馬
リスヴェリアート 松山弘平
レッドムーヴ 藤岡康太

フルゲート18頭のところに現在33頭が出馬想定されています。オフェーリアシチーは今週も節が足りず除外対象です。

●10月4日 阪神12Rに出馬投票するものの非当選除外

 結局、想定通り10月4日 阪神12Rに田中健騎手で出馬投票したものの、想定段階の予想よりは出馬投票に踏み切った馬が少なかったですが3分の2の当選確率の抽選で敗れてこのレース唯一の非当選除外となりました(>_<)。

 2週連続の除外でそろそろ馬の調子落ちやコズミが気になるところです。

●気になる出馬想定表(10月12日 京都7R 500万下)

出馬想定表 10月12日 京都7R 500万下 芝1600m 混合 定量 想定数24頭 フルゲート 18頭  
馬名 予定騎手 斤量 前走 前走着順 前走人気 過去着順
アグネスキング 川田将雅
エーシンフルマーク
オフェーリアシチー 田中健
カレングランブルー
グインネヴィア 小崎綾也
サイモンラムセス 松山弘平
サンライズバード 岩崎翼
ジョーウォルター 藤田伸二
シードオブハピネス 池添謙一
タガノスカイ 和田竜二
ダノンルージュ 岩田康誠
チョウアコガレ
ディレットリーチェ
ハイキートーン
ブルーフラッシュ 浜中俊
ベアトリッツ 福永祐一
マイネルベルタス
ミューラルクラウン 松若風馬
メイショウネプタ 武幸四郎
ヤマノハヤブサ
ラブラバード 川田将雅
リヴィエール
リスヴェリアート 酒井学
レガリテート 幸英明

フルゲート18頭のところに現在24頭が出馬想定されています。オフェーリアシチーは微妙です。

●10月12日 京都7Rに出馬投票するものの非当選除外

 結局、想定通り10月12日 京都7Rに田中健騎手で出馬投票したものの、3分の1の確率の抽選に敗れ、またしても非当選除外となりました。上手く行かないものですねぇ。

●気になる特別登録表(10月18日 福島10R 天童特別 500万下)

特別登録表 10月18日 福島10R 天童特別 500万下 芝1200m 混合 定量

第1回登録完了馬 全64頭 フルゲート 16頭  
馬名 予定騎手 斤量 前走 前走着順 前走人気 過去着順
アイファーマシェリ 53.0
アスターローズ 高倉稜 55.0
アスペンサミット 丸田恭介 55.0
アドマイヤオウジャ 57.0
アブソリュカフェ 武幸四郎 55.0
アポロデイライト 53.0
ヴィスビー 53.0
ウルトラサウンド 57.0
エクスプローラー 57.0
エフティコゼット 村田一誠 53.0
エーシンマイェスタ ペロヴィッチ 57.0
オフェーリアシチー 53.0
カシノランナウェイ 57.0
カシノワルツ 二本柳壮 55.0
キョウエイダルク 53.0
グランツ 55.0
グレンデール 55.0
ケントヒーロー 高倉稜 57.0
コウヨウチャンス 55.0
サンキストロード 57.0
サンマルバクシン 55.0
シェール 55.0
シセイカスガ 松田大作 55.0
シャインプレイン 53.0
ジャストザオネスト 長岡禎仁 57.0
ジャストザブレイン 57.0
スピーディユウマ 55.0
スピードルーラー 西田雄一郎 57.0
タイセイゼニス 55.0
ダイヤハート 53.0
ダイヤモンドハイ 53.0
ダンツキャノン 古川吉洋 55.0
チェネレントラ 高倉稜 55.0
チョウアコガレ 53.0
デサフィナード 53.0
テルミドール 53.0
トウカイインパルス 57.0
トシファイブスター 57.0
ドリームマークス 57.0
トーホウジュリア 55.0
ナスケンリュウジン 55.0
ノーブリー 57.0
ハプスブルク 長岡禎仁 57.0
バーニングハート 津村明秀 55.0
ビップイシマツ 松田大作 57.0
ブリッツカイザー 黛弘人 55.0
ヘイハチスカイ 柴山雄一 57.0
ベイビーイッツユー 55.0
ベニノラッキーマン 55.0
マイネヴァリエンテ 53.0
マイネルグリプス 丹内祐次 55.0
マコトサダイジン 55.0
マジカルビアンカ 55.0
ミッキーマンデー 57.0
メイショウアサツユ 53.0
メイショウアズミノ 53.0
メイショウカイモン 55.0
モエレマリーア 55.0
ヨツテウタッテ 松若風馬 53.0
ランパスキャット 57.0
リネンヴィヴィッド 57.0
レッドルシファー 55.0
ワキノコクリュウ 吉田隼人 55.0
ワープドライブ 丸山元気 57.0

一応特別戦に登録しましたが、本線は19日の平場です。フルゲート16頭のところに64頭が特別登録。オフェーリアシチーはここでも除外が濃厚ですね。

●気になる出馬想定表(10月19日 福島7R 500万下)

出馬想定表 10月19日 福島7R 500万下 芝1200m 定量 想定数24頭 フルゲート 16頭
馬名 予定騎手 斤量 前走 前走着順 前走人気 過去着順
エクスプローラー
オフェーリアシチー 田中健
カシノランナウェイ
カシノリーベ 二本柳壮
グランツ 嶋田純次
グンシン 柴山雄一
サンマルバクシン 松若風馬
シニョリーナ 江田照男
シャインブレイン 丸田恭介
ジャストザブレイン 丸山元気
ダイヤモンドハイ 武幸四郎
タカラジェニファ 伊藤工真
チェネレントラ 城戸義政
デカントラップ 井上敏樹
テツナゴオ 小崎綾也
ドリームマックス 原田和真
トーホウジュリア
ハプスブルク 長岡禎仁
ヒシワイルド
マンハッタンヘンジ
メイショウアズミノ
メイショウカイモン 村田一誠
ランパスキャット 嘉藤貴行
レッドルシファー

水曜日の想定段階では特別登録した特別戦にその名前はなく、この平場のレース1本に絞ったようです。フルゲート16頭のところに想定数は24頭です。

●追い切り情報(10月22日作成)

前走前 9月3日 小倉ダート 良馬場 末強めに追う

助手
5F 69.6
4F 54.7
3F 41.0
1F 13.4[7]



9月21日 栗東坂路 良馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 58.3
3F 42.9
2F 26.9
1F 13.0


9月24日 栗東坂路 良馬場 馬なり余力
1回
田中健
4F 55.5
3F 40.0
2F 25.4
1F 12.6


10月1日 栗東坂路 良馬場 末強めに追う
1回
田中健
4F 54.4
3F 39.7
2F 25.7
1F 12.8


10月9日 栗東坂路 良馬場 強めに追う
1回
田中健
4F 54.5
3F 39.7
2F 25.8
1F 12.9


10月16日 栗東坂路 稍重馬場 馬なり余力
1回
田中健
4F 57.7
3F 42.0
2F 26.3
1F 12.8
 9月21日、前走後滞在していた小倉から栗東に戻り、初めての追い切り時計を計時しました。終い13秒と終いを伸ばす追い切りです。

 9月24日、27日の出走に向け騎乗する田中健騎手で追い切られました。全体の時計もまずまずで、終いは12秒台となかなか調教で動かないオフェーリアシチーとしてはよく動いていて期待出来そうです。

 10月1日、先週は除外されましたので、仕切り直しです。今週こそ出走できそうなので、強めに追いきられています。動きも先週よりも更に全体の時計を1秒縮めて良化していますね。この状態で出走確定して欲しいですね。

 10月9日、先週は非当選除外になってしまいました。今週も騎乗予定の田中健騎手で強めに追い切られています。動きは先週の状態をキープしており、今週こそは出走したいですね。

 10月16日、なんとなんと先週も非当選除外になってしまいました。これで3週連続の除外です。今週は福島遠征を模索されています。先週までは二場開催でしたが、今週から三場開催ですのでもう出走できるでしょう。福島までの輸送がありますので、全体の時計は控えめです。しかし、終いがしっかりと伸びていて良い状態をキープできていると思います。競馬ブックの評価は”力強さに欠け”、デイリー馬三郎は”変わらず”と昨今の成績を反映してか厳しい評価となっております。私自身は調子落ちさえなければと思っていましたが、そんなに調子落ちも感じませんし悪くないと思うのですが。
 私ほっさんの追い切り評価は「A−」です。特に先週、先々週の動きがオフェーリアシチーとしては素晴らしいですし、本数もしっかりと乗られ、過去最高の状態ではないでしょうか。

●出馬確定表

出馬確定表 10月18日 福島10R 天童特別 500万下 芝1200m 混合 全16頭
馬名 騎手 斤量 前走 前走着順 前走人気 過去着順
アスペンサミット 丸田恭介 55.0  8/02 閃光5下 新潟芝1000 15 15
アブソリュカフェ 武幸四郎 55.0  8/16 500万 新潟ダ1200 10 10
ヴィスビー 村田一誠 53.0  8/17 500万 新潟芝1000 14 11 15
オフェーリアシチー 藤懸貴志 53.0  9/06 八幡5下 小倉芝1200 18 14 16
ケントヒーロー 岩崎翼 57.0  9/06 八幡5下 小倉芝1200 11
サンキストロード 古川吉洋 57.0  9/06 八幡5下 小倉芝1200 15
シセイカスガ 松田大作 55.0  8/16 500万 小倉芝1800 13
ダイヤハート 黛弘人 53.0  8/09 500万 札幌ダ1000 12 12
ハプスブルク 杉原誠人 57.0  9/07 500万 札幌芝1800 10 12 11
ヘイハチスカイ 柴山雄一 57.0  9/10 交流 門別ダ1200 15
マイネヴァリエンテ 丹内祐次 53.0  9/20 500万 阪神芝1200
マジカルビアンカ 小崎綾也 55.0  8/30 500万 小倉芝1200 16 15
メイショウアサツユ 高倉稜 53.0  8/03 小樽5下 札幌芝1200 14 18 12
リネンヴィヴィッド 西田雄一郎 57.0  5/18 五泉5下 新潟芝1400 10 13
ワキノコクリュウ 吉田隼人 55.0  8/23 小郡5下 小倉芝1200
ワープドライブ 丸山元気 57.0  8/30 500万 新潟芝1600 11 10

表中 騎手の太字は乗り替わり

おっとびっくりの特別戦の方で確定しました。鞍上はずっーーーと調教をつけてくれていて、4週連続想定段階では騎乗予定だった田中健騎手ではなく、藤懸貴志騎手で確定しました。せっかく田中健騎手がつきっきりで面倒を見てくださっていたので、心情的に田中健騎手に乗って欲しかったですが、急なレース予定の変更で仕方がないのでしょうね。

●福島芝1200mコース解説

 スタート地点は向正面の2コーナー奥にあるポケット。スタート直後、少し走ってから緩やかな上り坂になる。
 福島コースは3コーナーのカーブが緩やかで、3コーナーに入ってからもかなりスピードが出る。従って、自然と競り合う距離も長くなる。
 かつては開催が進むごとに内の馬場が悪化。特に秋の福島開催は、完全に外差しの馬場になりやすかったが、現在はそれも解消。開催日程の変更があり、最終週になってもそれほど内が悪くならなくなり、直線はバラける傾向にある。
 逃げ・先行馬が開催を通じて活躍できる。福島芝1200mの攻略ポイントは、各馬のコース適性を見極めること。クラスを問わず過去に同レースで好走実績がある馬は要注意。いわゆる福島巧者が穴をあける。
 枠順はほぼフラット。開幕週時はできれば内目を引きたいが、あまり気にしなくていい。
有利な枠順 フラット
有利な脚質 逃げ、先行
ポイント コース適性
種牡馬ベスト 断トツでサクラバクシンオー
連対騎手ベスト 後藤浩輝、柴田善臣、蛯名正義、中舘英二、北村宏司
推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場
2歳新馬 1分11秒2 1分11秒9
2歳未勝利 1分10秒7 1分12秒1 1分12秒2
2歳500万 1分11秒0 1分12秒0
2歳オープン 1分10秒7
3歳新馬 1分11秒2 1分10秒1
3歳未勝利 1分10秒9 1分11秒5 1分11秒1 1分12秒6
3歳500万 1分09秒8 1分10秒4 1分11秒8
古馬500万 1分09秒6 1分10秒4 1分11秒4 1分10秒4
古馬1000万 1分09秒3 1分10秒1 1分10秒9 1分10秒6
古馬1600万 1分08秒9 1分09秒3 1分09秒6
古馬オープン 1分08秒4 1分10秒8 1分10秒6 1分10秒1

●騎手は藤懸貴志騎手 ほっさん評価「E」

 今回のオフェーリアシチーの鞍上はずっと調教をつけてくれていた田中健騎手ではなく、突然の特別戦への出走で藤懸貴志騎手になりました。せっかくなので前走に続いて田中健騎手でと思うのですが、特別戦なのにメンバーが軽いということもあるのでしょう。当初予定し、水曜日の想定段階でも予定していた平場ではなく特別戦に出走することになりました。

 藤懸貴志騎手はオフェーリアシチーに騎乗するのは2度目です。1度目は小倉のかささぎ賞で、12番人気と低評価ながら8着と出走奨励金を確保してくれました。どちらかというとオフェーリアシチーとは手が合う騎手だと思います。


 我が軍団と藤懸貴志騎手は今回が5度目の騎乗となりますが、過去4戦いずれも人気より上の着に愛馬を持って来ていただいておりますし、相性の悪くない騎手と言えます。


 2014年10月22日現在、JRA通算41勝、重賞未勝利。勝率2.9パーセント、連対率6.9パーセントと騎乗馬の質を考慮してもかなり低い。昨年(2013年)は13勝、勝率3.8パーセント、連対率7.7パーセント、本年(2014年)はここまで8勝、勝率3.0パーセント、連対率5.7パーセントと減量が取れて更に厳しい状態。


 藤懸 貴志(ふじかけ たかし)は1993年2月25日生まれの21歳。日本中央競馬会(JRA)の栗東トレーニングセンターに所属している4年目の騎手である。騎手免許は平地競走、障害競走両方の免許を所持しているが、障害競走への騎乗経験は現在の所ない。平田修厩舎所属。

 2011年に栗東の平田修厩舎所属騎手としてデビュー。同期には嶋田純次、杉原誠人、横山和生、森一馬、花田大昴、高嶋活士がいる。
 初騎乗でいきなり2着し(3番人気)、5、6戦目にも2、3着に入った。その後は期待に反してなかなか勝てず、初勝利は8月20日。142戦目のことで、同期の7人中6番目の遅さだった。翌21日に2勝目を挙げている。


「初勝利の前に2着と3着が8回ずつあった。142戦目の初勝利は単勝3030円の馬で逃げ切りで、2勝目は単勝370円の馬で逃げ切り。共に3歳未勝利で、条件は芝1200mとダート1700mだった。まだ落ち着いて乗れておらず、控える競馬の時には無駄に動かして脚を残せない。追ってからは頑張って手を動かしているものの、まだパワー不足である。」(2012年春・佐藤祐樹元地方競馬騎手)


 ほっさん愛馬での成績 (4戦0勝)

 2012年 3月17日 クレセントシチー  500万下           阪神ダ1800m 6着/9番人気
 2013年10月27日 オフェーリアシチー 2歳未勝利          新潟芝1200m 前日の落馬負傷により丸田恭介騎手に乗り替わり
 2014年 2月 9日 オフェーリアシチー かささぎ賞 3歳500万下 小倉芝1200m  8着/12番人気
 2014年 7月19日 ハルシュタット   500万下            中京ダ1400m  12着/16番人気
 2014年10月12日 ハルシュタット   500万下            京都ダ1400m  13着/14番人気


2012年3月17日 500万下 クレセントシチーに騎乗する藤懸貴志騎手。6着/9番人気。

●専門誌の印と評価

競馬ブック

見解

「ワキノコクリュウは新馬戦を古馬500万の時計で圧勝。その後は当時の期待ほど走れていないが、この中間は坂路で自己ベストをマークするなど、以前の活気が戻ってきた印象。この相手なら3走前だけ走れば勝負になる計算。中心に抜擢する。相手筆頭は堅実に駆けるマイネヴァリエンテ。福島ならひと押し利きそう。1000万好走歴のあるサンキストロードはひと叩きで絞れれば一変の可能性あり。」


短評は「主力対等」



予想家の印
馬名 吉田幹 林茂徳 吉岡哲 CPU
ワープドライブ
サンキストロード △△
アスペンサミット
メイショウアサツユ △△
ケイトヒーロー
ワキノコクリュウ △△
オフェーリアシチー
シセイサスガ △△
マイネヴァリエンテ
アブソリュカフェ
二重△は△△で処理
あとは無印



予想オッズ
馬名 予想オッズ
マイネヴァリエンテ 3.4
ワキノコクリュウ 4.0
アブソリュカフェ 6.0
サンキストロード 7.5
ケントヒーロー 11.2
中  略
オフェーリアシチー 42.1
リネンヴィヴィッド 50倍以上
ダイヤハート 50倍以上



スピード指数

馬名 最高値 3走前 2走前 前走 評価
オフェーリアシチー 74 54 69 65
マイネヴァリエンテ 85 76 82 73
ワキノコクリュウ 74 71 69 69
アブソリュカフェ 82 69 74 49
サンキストロード 78 60 67 68
ケントヒーロー 81 62 70 67

デイリー馬三郎

本紙の見解

「手応えは十分だった前走の◎マイネヴァリエンテだが、追いだしてもたれる面を見せた分、A着に甘んじた。ローカル向きの器用さがあり、開幕週の馬場も歓迎材料。今回は決める。仕上がりのいい○ワキノコクリュウが次位。〈石渡〉」

◎ マイネヴァリエンテ
○ ワキノコクリュウ
▲ サンキストロード
× アスペンサミット
☆ マジカルビアンカ

以下省略

オフェーリアシチーは▲(3番手評価) 1記者、無印 12記者。

●前走レース後の騎手・調教師・専門誌のコメント

オフェーリアシチー(14着)

 「いいスタートが切れましたが、外枠だったので良いポジションがとれませんでした。また、パンパンの馬場の方が良いようです。」(田中健騎手・友駿ホースクラブ公式HP)

●各陣営のコメント

オフェーリアシチー

 「精神的な部分でレースを教えている。パシュファイヤー着用で控える競馬を。」(日吉正和調教師・デイリー馬三郎)

 「体調はいい。福島で勝っているけど、今回はホライゾネットをつけて、控える競馬を試してみるつもり。新しい面が出て欲しいね。」(日吉正和調教師・競馬ブック)

 「先週、強めに稽古を行っているので今週は終い重点の追い切りとなりました。動きのほうは持ったままでしっかりと駆け抜けており、仕上がりは問題ありません。当初長いところを想定して稽古を進めてきましたが流れを見て好位で抑えていってもいいかなと思います。結果を残したコースなので上位を目指したいと思います」(日吉正和調教師・友駿ホースクラブ公式HP)

●ほっさん予想

 控える競馬を試すということですが、切れる脚はないと思いますし、後方尽ということになりそうな気がします。

●パドック

 オフェーリアシチーの馬体重は前走プラス2キロの446キロ。白い馬体に黒のホライゾネットをつけていてさながら”パンダ”に見えました。映像で見える範囲ではチャカチャカとして煩い感じはそんなにないものの、物見をしたり集中力がない感じでした。もっとも、いつものことなのですけどね(苦笑)。

●レース 

 オフェーリアシチーは何せ一完歩目が速く、二の脚もあり楽にハナに立ちます。日吉正和先生は現状の打開策として、控える競馬をするとおっしゃっていましたが、馬の勢いが良すぎて、いつものポジションで落ち着きます(笑)。

 未勝利戦を強い内容で勝った舞台だからなのか、直線に向くまで抜群の手応え。残り200mまでは先頭で頑張ります。そこから2番手のワキノコクリュウに目標にされ交わされるものの、急激に失速するわけでもなくジリジリと粘り込みます。

 最後の最後であと2頭に交わされますが、あわや2着かというほどの好走!!4着で入線しましたが、走破時計はこのコースの500万クラスの勝ち負け水準の時計で、いずれ順番が回ってきそうな予感をさせる素晴らしい走りでした。

●時計の評価

 今回のオフェーリアシチーの走破時計は1分08秒0良馬場でした。競馬ブック誌の推定タイムは良馬場で1分08秒5、勝ち馬の時計は1分07秒8でした。

 かなりの的中率を誇っている競馬ブックの推定タイムを0秒5も上回り、かなり速い時計に対応できたということになります。相手が悪かった。勝ち馬からも0秒2しか離されていませんし、このコースは抜群の相性ですね。ここなら500万クラスの突破が可能だと思います。今後はこのコースばかりを走らせて欲しいですね。今回次走への優先出走権も取ってくれましたし、次走も同じコースを走ることができますね。

●レース後の騎手・調教師のコメント

オフェーリアシチー(4着)

 「ゲートの出が速いことは分かっていたし、スタートが良かったのでそのままハナを主張しました。3番手の馬にクビ、アタマまで迫られてプレッシャーがキツかったんですが、最後までよく踏ん張ってくれたし、時計が速いなかで頑張ってくれていますよ。以前よりはリラックスしてきていますが、無駄なことをしないようになれば、もっと良くなると思います。」(藤懸貴志騎手・競馬ブック)

 「スタートが良かったのでそのままハナを主張しました。後ろの馬からのプレッシャーがキツかったのですが、最後までよく踏ん張り、時計も速いなか頑張ってくれました。以前よりリラックスできているので、もっと良くなると思います」(藤懸貴志騎手・友駿ホースクラブ公式HP)

 「今回は鼻を抑える馬具を付けて臨みました。若干の入れ込みは見られましたが以前に比べると落ち着きがあり、それが最後の踏ん張りにつながったと思います。やはり福島コースは相性がいいのか、スムーズに競馬を進めることができました。変に抑えてリズムを崩すより、自分のペースで行ったほうがいいようです。次走については今回優先権を取ってくれたこともあり、状態を見て決めたいと考えていますが、中1週と中2週で牝馬限定戦があるのでどちらかに登録したいと思います」(日吉正和調教師・友駿ホースクラブ公式HP)

●専門誌のレース評価

オフェーリアシチー(4着)

 「ホライゾネット。馬場先出し。テンションは高い。好ダッシュからハナへ。開幕馬場でスピードを存分に生かせた。ゴール寸前まで粘って見せ場タップリの4着。」(競馬ブック)

●気になる賞金は

 4着の本賞金が130万円。特別出走手当が39.6万円。合計169.6万円。1口で割りますと2200円程度になると思われます。

 賞金の高さも嬉しいですが、本賞金の上積みに次走への優先出走権と掲示板確保はいろんな意味で嬉しいですね。

●今後の展望

 今回は内容、走破時計共優秀で、500万クラスでの勝ち負け水準を上回っています。・・・ということはいずれ勝ち上がれるチャンスがあるということですし一気に楽しみが広がりました。

 福島はコース巧者の多いコース。オフェーリアシチーもそれに漏れず、このコース大好きのコース巧者のようです。適性が見極められましたから、とことんこのコースで勝ちにこだわっていきたいですね。

●最後に

 オフェーリアシチーはGTクイズの権利馬で、まさか中央で勝ちあがれるとは思ってもみなかった馬。それがこのコースで未勝利を勝ち上がり、今まさに500万クラスも突破できる可能性が出てきました。これは本当に嬉しすぎる誤算です。

 オフェーリアシチーの得意のコースが私からは遠方の福島競馬場ということで、その勝利に立ち会うことはできないでしょうが、毎回このコースでのレースを楽しみにしています。

 この興奮の裏で、福島ダート1150mで未勝利戦を7馬身千切って勝った愛馬ハルシュタットの不幸を思い出します。素晴らしいパフォーマンスで未勝利戦を勝ち上がり、しかもその時の走破時計は古馬500万クラス出の勝ち負け水準。そんな相性の良いコースにその後13戦1度も出して貰えていません。

 当時預託されていた清水出美厩舎ではハルシュタットを福島に出す意思がなかったわけではないのですが、仕上がったら使ってしまいたいという”待てない”先生でしたので、福島開催の1週手前の新潟最終週に出走し、そこで大敗。福島に登録するも除外で福島に使えずというのを2年連続でやらかしてしまいました。そんなこんなでハルシュタットは未だ1勝。

 福島はコース相性が出る競馬場です。オフェーリアシチーのこのコースでの好走を見ていると、ハルシュタットも福島で走らせて貰っていれば、今頃あと1つ2つは勝っていたんだろうなぁと思うと無念です。


 こればかりは馬と厩舎の相性が悪かったと割り切って、相性の良いしっかりとやってくれる日吉正和厩舎に入ったオフェーリアシチーに期待したいと思います。


 次走は勝ち負けを期待しているぞ!!頑張れオフェーリアシチー!!

最後までご愛読ありがとうございました

2014年10月22日立ち上げ

競馬徹底分析ほっさんサイトトップページに戻る

オフェーリアシチーの過去の特集をご覧になりたい方はこちら

2014年 9月 6日 第11戦 八幡特別 500万下 小倉芝1200m (9着/18番人気)

2014年 8月16日 第10戦 500万下 小倉芝1200m (14着/17番人気)

2014年 7月 5日 第9戦 500万下 中京芝1200m (16着/12番人気)

2014年 3月 2日 第8戦 3歳500万下 阪神芝1400m (6着/15番人気)

2014年 2月 9日 第7戦 かささぎ賞 3歳500万下 小倉芝1200m (8着/12番人気)

2014年 1月12日 第6戦 朱竹賞 3歳500万下 中山芝1200m (14着/9番人気) 

2013年11月 9日 第5戦 2歳未勝利 福島芝1200m (1着2番人気

2013年10月27日 第4戦 2歳未勝利 新潟芝1200m (4着/6番人気)

2013年 9月14日 第3戦 2歳未勝利 阪神芝1200m (7着/10番人気) 写真多数付現地観戦レポート

2013年 9月 1日 第2戦 2歳未勝利 小倉ダ1000m (9着/9番人気)

2013年 8月11日 デビュー戦 2歳新馬 小倉ダ1000m (8着/5番人気)